ヨコハマ史上最高の静粛性を謳う「アドバンdB」は、静かなだけではなかった
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:横浜ゴム
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:横浜ゴム
ヨコハマタイヤのプレミアムタイヤである「ADVAN dB」(アドバン・デシベル)。このタイヤを初めて履いたとき、ボクはその静粛性に大いに驚かされた。ADVANという名前の通りのスポーティなステアリング応答性を持ちながらも、その上でコンパウンドが滑らかに路面を捉えたのだ。
その後クラウン・アスリートに履かせたデシベルを試したときは、快適を通り越してまるで温泉にでもつかっているかのような感覚に惚れぼれした。あの適度に引き締まりながらも滑らかなダンピング性能を持つアスリートの足回りとデシベルは、正にドンピシャの組み合わせだったのである。
そんなADVAN dBが、「V551」から「V552」へと進化したという。しかもこれまでのコンパウンド特性や構造を、全面的に刷新して生まれ変わったというではないか。
というわけでその試乗会へと参加し、ヨコハマからは一通りの技術説明を聞いたのだが、まずここではそれをまくし立てるのではなく、みなさんにこの「V552」が目指す性能概念をお伝えしたいと思う。
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